デジタルマーケティングの基礎を「体感」しながら学べる「デジハイク」誕生! 新サービスを担う5人の講師の思いとは?

Service

シナジーマーケティングは2023年7月、デジタルマーケティングの基礎を「体感」しながら学べる「デジハイク」の提供を開始しました。

「デジハイク」サービス案内サイト 別ウインドウで開く

デジハイクは、“デジタルマーケティング”と“ハイキング”を合わせた造語。デジタルマーケティングに関するセミナーやトレーニングプログラムが数多く存在する中で、デジハイクは、まさにハイキングのように、デジタルマーケティングを体感しながら知識が身につくことが特長です。

そして、もうひとつ大きな魅力が、デジタルマーケティングの最前線で活躍する5人の社員が講義×ワークショップの講師を務めること。こういった現場感のあるプロが豊富な知見と経験値をレクチャーし、共にデジタルマーケティングを体感していくサービスは他にはありません。

デジハイクでめざすゴールは、デジタルマーケティングの魅力や醍醐味を知っていただき、意欲的に取り組んでみたいと思っていただくこと。では、どんな人がどんなふうにレクチャーしてくれるのか、メンバーの紹介とそれぞれの思いに迫ります。

(取材・編集/シナジーマーケティング ブランドマネジメントチーム)

シナジーマーケティング株式会社 DX事業部 クリエイトグループ デジハイクチーム

清水祥恵
2011年入社。入社以来、DB設計や分析など、データを活用した「顧客育成」や、WEB広告戦略を活用した「集客」を支援する案件を担当。「新規顧客の獲得」と「既存顧客の維持」の両輪で、予算を最適化しながら成果を最大化することが得意。「デジハイク」チームのリーダーを務める。

熊田靖子
2005年入社。IPO準備のための中期経営計画、予算策定など経営部門に所属。IR担当として投資家対応、M&Aなどにも従事。その後、WEB広告ディレクターにジョブチェンジ。経営戦略から読み解くWEB広告を使った集客施策の設計が得意。

高椋琴美
2012年入社。R&Dにて声の印象に関する研究や、価値観コミュニケーション、感性と価値観の調査研究などに従事。現在はアンケート設計・分析や自走支援などを担当。企業とお客さまとの良好な関係に必要な「顧客理解」を目的としたデータ分析と活用支援が得意。

藤井絵美子
2012年、大学院での経営管理修士(MBA)取得後に入社。ヒトの認知・消費者行動の可視化を強みとし、定性・定量データの両方を扱う。インタビュー、購買データ、アンケートデータ、各種統計データなどを元に、社会と個人のニーズに合わせたマーケティング戦略の提案が得意。

福井恵子
2013年入社。アンケートの設計・分析を中心に、分析業務全般に携わり、企業、プロスポーツチームなどのクライアントも担当。アンケートによる「顧客理解」を軸としたサービスの提供、支援が得意。

シナジーマーケティングだからできる、やるべきサービスとして生まれた

―――まずデジハイクというサービスが開発された経緯を教えてください。

清水:デジハイクの検討は、DX BOOSTERの事業責任者である杉山さんの提案から始まりました。DX化の加速や人材不足といった背景から「デジタルマーケティングのプロフェッショナルであるシナジーマーケティングが講師となってお客さまの学びやリスキリングを支援するサービスはどうだろうか」と。

私の案件でのお客さまの課題とリンクする部分もあり、サービスの必要性と社会的意義を強く感じました。それから私がサービスのリーダーに任命されて、チーム編成やカリキュラム作成などの準備を進めてきました。

熊田:デジハイクは、お客さまと直接顔を合わせて、2日間、講義とワークショップを行います。講義では、デジタルマーケティングやITの専門用語をかみ砕いてわかりやすく解説。「ワークショップ」ではお客さまに架空の会社のマーケティング担当者になったつもりで、デジタルマーケティングを疑似体験してもらいます。講師が一方通行で教えるのではなく、主体はお客さま。講義で得た知識を、ワークショップでスムーズに活用してもらえるよう私たちが寄り添い、一人ひとりのリテラシーに合わせて親身に、丁寧にカリキュラムを進めていくのが特長です。

私たちの知見を余すところなくお客さまに!お役に立てるのが光栄

―――デジハイクのローンチにあたって、4人のメンバーが集結しました。全員がシナジーマーケティングでの社歴10年以上。Web集客、データ分析、システム開発、マーケティングの研究、さらに経営企画など、さまざまな領域でキャリアを積み重ねてきた面々です。

清水:シナジーマーケティングに蓄積されているデジタルマーケティングの知見と、個々が持つ多様なスキルをもっと活用したい。そうすることでお客さまに新たな価値を提供したいという思いのもと、ここにいる4人がデジハイク講師の初期メンバーになりました。奇しくも全員女性になったという感じですね。

―――新しいサービスの「講師」として携わることになった思いを教えてください。

藤井:私は育休中に一旦お客さまと離れたことから、復帰後はとにかく直接お客さまのお役に立ちたい、そのためにたくさん仕事がしたいという思いが強くなりました。なので、声をかけられた時は、講師というよりも、また新しいお客さまのお手伝いができることがうれしかったですね。

熊田:私も、これまで培ってきたものをダイレクトにお客さまに提供できるのはとても光栄だなと思いました。また私は社外でヨガのインストラクターもやっていて、レッスン生の方々の成長を目の当たりにできることに喜びや達成感も感じていたので、講師という役割にもモチベーションが上がりました。

福井:お客さまとデータ分析などで深く関わる中で、もっと直接的にお役に立てる施策に取り組んでみたいと考えていたので、デジハイクはこの思いにぴったりでしたね。デジタルマーケティングを初めて学ぶお客さまと同じく、私も新しいサービスにチャレンジするワクワクした気持ちでいっぱいです。

高椋:お客さまを教えることになるので、デジタルマーケティングの知識を再度整理し、学び直すことが必要だと思い、まず勉強に取り掛かりました。もうひとつ感じたのは、集結したメンバーのポテンシャルの高さです。私はメンバーそれぞれの業務や実績をリスペクトしていたので、このチームならお客さまのどんな質問、要望にも応えて、喜んでいただけると思いました。

藤井:メンバーが社内発表された時、ありがたいことに何人かに「良いメンバーが集まったよね」と言ってもらいました。

熊田:当社にはさまざまな能力を持った社員がいるので、サービスロゴやLP、カリキュラムづくりなどに協力してもらっています。

清水:チームにはないスキルは社内の仲間たちから得ようと。

熊田:清水さんがチームも社内も上手く巻き込んでいるおかげです。

清水:そんなふうに言ってくれてうれしいです!私は、複数のお客さまにデジハイクをテスト提供しながらカリキュラムを練り上げていく過程で、この4人を巻き込んでよかったなと実感しましたよ。「こうすればもっとわかりやすい、もっと楽しい」など、各メンバーが得意分野を活かして内容を深化させていったのですが、そのスピードと精度は感動的でしたね。

学んだことをさっそく実践してみました!という報告も。お客さまの真剣さ+笑顔に私たちのテンションもアップ

―――デジハイクのテスト提供の手応えを教えてください。

高椋:講義は、私たちの想像以上に熱心に受講いただき、ありがたかったです。

清水:「さっそく実務に取り入れてみました!」と報告いただいたこともありましたね。また、デジタルマーケティングの初心者の方がわかりやすいことはもちろん、すでに一定のリテラシーをお持ちの方には、用語やポイントの確認など、新たな気づきもあるようです。実際「デジタルマーケティングを再認識できてよかった」という趣旨の感想も多いですね。

熊田:ワークショップも好評をいただきました。テスト提供では、架空の旅行会社のツアー募集サイトを見て、ペルソナ(具体的人物像)に沿っているかをディスカッションするワークがあり、とても盛り上がります。

藤井:「ツアーで訪れるレストランの料理写真が小さい」「地図がわかりにくい」など気づいたこと、気になることを付箋にどんどん書いて貼り付けてもらうのですが、このダメ出しが楽しそうですよね。

清水:「ダメ出し」って、つまりは改善すべき課題なんですよね。デジタルマーケティングで重要な「課題の発見」「施策の検討」を自然に体感し、修得できるようになっているのはデジハイクの特長のひとつです。

高椋:あぶり出した課題の改善案を私たちとお客さまで議論していく過程でも、架空の設定ながら、受講者の一人ひとりが自分事として捉えて考察し、積極的に発言されていたことが印象的でした。

デジハイクテスト提供の模様(左・岩手銀行様、右・新宮信用金庫様)

福井:ワークショップ後には、今回の学びを踏まえ、自らの会社や業務でのデジタルマーケティングの取り組み方や課題解決に関する質問を多数いただいて。当社が実際にご支援している企業様のファンマーケティング事例なども交えてお答えしたところ、「参考になる」と喜んでいただけました。

熊田:私は経営戦略面からのデジタルマーケティング施策をお伝えしました。このようにメンバー個々が多彩な知見、経験を持ち合わせているので、一般的なセミナーでは知り得ない内容に踏み込んでいけますよね。

清水:その通り!これこそがデジハイクチームの強みであり、お客さまに大いに活用いただきたい独自のポイントです。

藤井:ある企業様には新入社員研修の一環として、デジハイクをテスト提供させていただきました。新卒のエンジニアの方が対象だったので、「製品開発には使用するユーザーの気持ちが何より大切」とお伝えしたところ、受講されたエンジニアのみなさんだけでなく、主催者である採用・人事担当の方からも「開発の最重要ポイントとなる“ユーザー視点”を早期から意識づけできてよかった」とのお言葉をいただきました。

福井:単にデジタルマーケティングの手法を教えるのではなく、「本質」をお伝えし、ご理解いただけるのは、私たちにとってもうれしいことです。

デジタルマーケティングの面白さを一緒に体感しながら拠り所となる「北極星」をお客さまに共有したい

―――テスト提供での手応えを感じた上で、改めてお客さまにどのような価値を提供していきたいか、受講するお客さまにはどのようにご利用いただきたいかを聞かせてください。

高椋:講義では、とにかくわかりやすい言葉での説明を徹底していきたいと思います。

熊田:例えば、“ニーズ”や“要望”といったデジタルマーケティングで頻繁に用いられるワードを「お客さまの求めていること」のような具体的な日本語に言い換えるとか。

高椋:そうすることで、デジタルマーケティングのビギナーの方の理解はより深まり、リテラシーをお持ちの方は、先ほど清水さんが話したように再認識にもなるので。

熊田:講義とワークショップの場の雰囲気を良くする工夫もしていきたいです。真剣さはもちろん、場が和んだり、一体感が生まれたりすると、ディスカッションも質疑応答も活発になります。

福井:確かに。私も場の雰囲気づくりの大切さを実感しました。それで、自分の自己紹介やアイスブレイクを兼ねて、身近な話題を話すようにしたんです。ある時は、お気に入りのショップのアプリにいつの間にかポイントが貯まっており、買い物額が割引になってうれしかったことをお話したところ、デジタルマーケティングのプロでもそんなことがあるんだと、かえって私たちに安心感や親近感を持っていただけたようで。

高椋:私はいつも「近隣の美味しいお店を教えてください」と聞いています。みなさんがいろいろなお店の名前を提案いただく間に場が和んで、ワークショップに移ると活発な発言につながるんです。

熊田:そうそう。リラックスして何でも発言できる雰囲気ができると、斬新な意見や視点が次々と飛び出すので、私たちの勉強にもなりますよね。

高椋:はい。こういったお客さまの声はすべて持ち帰ってチームで共有し、サービス内容やカリキュラムのブラッシュアップに活用させてもらっています。

藤井:講師と受講者といった関係性にとらわれず、私たちもお客さまと一緒にデジタルマーケティングの面白さを体感できればと。

清水:その通りです。実は、「コンパス」をモチーフにしたデジハイクのロゴはこの想いを表しているんです。重なり合った三角はお客さまと私たち。三角の先には古くから旅人の目印となってきた「北極星」をあしらいました。デジハイクによって一緒にデジタルマーケティングの北極星をめざしていく。そしてデジハイクで得た体感を、迷った時に立ち戻る目印にしてほしい。そんな想いを込めました。

私たちがお客さまの指針になる。デジマ基礎を「体感」して学べる新サービス「デジハイク」ロゴができるまで 別ウインドウで開く

熊田:私たち講師は、デジタルマーケティングのハイキングの「ガイド」であり、利用後にお客さまが自社のデジタルマーケティングに前向きに取り組んでいただくことへと導く「ナビゲーター」でもあると捉えていただけるといいですね。

お客さまのためならどこにでも!デジタルマーケティングの第一歩をご一緒に

―――デジハイク正式リリースに当たってこれからの意気込みとお客さまへのメッセージをお願いします。

高椋:シナジーマーケティングは、創業以来ずっとお客さまへのホスピタリティを大切にしています。デジタルマーケティングの初心者の方に私たちが寄り添うデジハイクは、まさにホスピタリティを形にしたサービスでもあるので、安心してご利用いただければと思います。

藤井:デジハイクでは、講師が一方通行で教えるセミナーとは異なり、講義で学んだ知識を、すぐにワークショップで考え、体感していただけます。また、一回限りの学びで終了ではなく、シナジーマーケティングには、その後のデジタルマーケティングを支援するサービスも豊富に揃っています。私としてはデジハイクをきっかけにお客さまと長くご縁を継続していきたいです。

熊田:チームには新たに、カスタマーサクセスを行う部署に所属する営業出身の社員や、メールマーケティングの基盤構築やWEBアクセス解析などの領域を専門とする社員も加わってくれています。今後もいろいろなメンバーがデジハイク講師に参加していくことで、デジタルマーケティングの多彩な知見や価値をお客さまにお届けしたいです。

福井:テスト提供では、企業だけでなく、個人経営者の方にもデジタルマーケティングを体感いただき、「とっつきやすく楽しかった」「勉強になった」との言葉をいただきました。なので、業種や規模を問わず、私たちはどこにでも駆けつけ、デジハイクを開催します!

高椋:たくさんの方々との出会えることが待ち遠しいですよね。こうやってデジタルマーケティングを広げていくことで、経済の活性化や社会貢献にもつなげていきたいと思っています。

清水:デジハイクを受講したからといって、すぐにシナジーマーケティングの他のサービスを導入していただける、とは考えていません。1年後でも、10年後でも、何かの時に私たちを思い出していただければ、という思いのほうが強いでしょうか。デジタルマーケティングは、継続的な課題検証と解決施策が必要です。常に何かを追いかけ、追いかけられているようで大変さを感じることもあるかと思います。しかし、課題が見つかって、新しい一手を打てること、それで成果をあげられることが醍醐味です。そんなデジタルマーケティングの第一歩として、私たちと一緒にデジハイクに出発しましょう。

これからデジタルマーケティングをはじめる方のために

最後に、デジハイクの生みの親である部長の杉山さんにも、デジハイクをおすすめしてもらいました。

コロナ禍を経て数多くの企業がデジタルマーケティングの取り組みを加速・推進させるなか、「これからデジタルマーケティングをはじめたい」というお客さまにご利用いただきたいサービスとしてこのデジハイクが誕生しました。IT業界で20年以上の歴史と実績を持つ当社だからこそ、数多くの成功・失敗体験をもとにした表面的な講義ではない体感型のワークショップを実現できております。

―― DX事業部 部長 杉山 健太

シナジーマーケティングは、クラウドシステムの提供と経験豊富なスタッフによるご支援の両面で、お客さまのデジタルマーケティング業務を、より生産的に、より楽しく、そしてより価値のある活動にするお手伝いを続けてまいります。

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