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顧客データを活用した広告連携ツール 「AD2(アドツー)」提供開始
Yahoo! JAPANグループであるシナジーマーケティング株式会社は2018年2月1日、顧客データを活用したアドレサブル広告連携ツール「AD2(アドツー)」の提供を開始します。
アドレサブル広告とは、アドレス(ターゲットを明確化)できる広告のことを意味し、企業が自社で保有する顧客データ(CRMデータ)を活用し、よりユーザーを明確にして広告を配信する手法を指します。現在、検索連動型広告、リターゲティング広告に続く新たな手法として、またアドフラウドや ITP など Cookie 利用制限に対する解決策としても注目を集めつつあります。
「AD2(アドツー)」は、これまで多くの企業で、部署、予算そして成果など、別のものとして扱われてきた「新規顧客獲得(広告)」と「既存顧客維持(CRM)」の垣根をなくし、新規顧客獲得にCRMデータを活用するとともに、既存顧客維持に広告チャネルを活用することでマーケティングROIの向上を実現するツールです。
■アドレサブル広告でできること
●新規顧客獲得(優良顧客の拡張)
自社の既存顧客の購買データ(CRMデータ)を元に優良顧客を定義し、Web上で同様の行動をとっている類似層を見つけ出し広告を配信することで効率的な新規顧客獲得を実現します。たとえば、当社のアドレサブル広告とFacebookなどの拡張機能(ルックアライク)を活用した類似拡張配信で、実際にCPA、CVRともに6倍以上向上した事例もあります。
●既存顧客維持(CRM施策)
CRMではメールやSNSを活用したコミュニケーションが一般的ですが、広告をCRM配信チャネルとして活用することで、メールと広告の相乗効果やリーチの補完が期待できます。メール配信の許諾が取れていない、または一定期間メールでは反応がないユーザーに対して広告配信でのアプローチが可能となり、LTVの最大化に貢献します。
■AD2の特徴
1、広告主様、広告代理店様それぞれに最適な機能
広告主様の顧客データ等のアップロードを受けて、運用者である広告代理店様は、個人情報に触れることなくセグメントを作成し広告運用を行うことが可能です。例えば、購買金額が一定額以上のユーザー、一定期間購入していないユーザー、サンプル請求から本購入に至っていないユーザー等さまざまなセグメントで成果を確認しながら迅速な広告運用を行うことができます。
広告主様側のインターフェース
簡単に顧客データをアップロード
広告代理店様側のインターフェース
個人情報は見えない形で配信リストを設定
3、広告リスト毎の出稿実績の取得を行うことでリスト毎の成果を可視化
広告配信先の媒体(Facebook・Google)と連携し、リスト毎の広告実績を管理することが可能です。
上記により、各広告媒体の管理画面から数値集計を行わずに、リスト毎の成果を把握し運用改善につなげることが可能です。
広告実績を確認できる管理画面
■価格
●Sプラン:月額30,000-/(ID送信数30,000件まで)
●Mプラン:月額50,000-/(ID送信数100,000件まで)
●Lプラン:月額100,000-/(ID送信数300,000件まで)
●ID送信数:月内にいずれかの広告メディアに送信したID(メールアドレスor電話番号)のユニークな件数