Press Release プレスリリース
「価値観・HI コンソーシアム」参画企業、クリエイティブビジネスの国際コンベンション「No Maps 2017」に登壇します
参画企業が持つ資産やノウハウを結集し、各人の価値観に基づく最適なコミュニケーションデザインの実現を目指している「価値観・HI コンソーシアム」は、コンソーシアム参画企業が2017年10月5日(木)から15日(日)に札幌市で開催されるクリエイティブビジネスの国際コンベンション「No Maps 2017」のカンファレンスにパネリストとして登壇することをお知らせします。
No Maps 2017は、札幌を世界屈指のイノベーティブなまちにすることを目標に掲げ、映画/音楽/インタラクティブ(IT先端技術など)の3分野において、コンペティション、エキシビション、カンファレンス、そしてワークショップなど、さまざまなプログラムを展開するクリエイティブビジネスの国際コンベンションです。
コンソーシアム参画企業のパネリストとしての登壇は、10月12日(木)15:30~17:00に開催される「AIからHI(Human Intelligence)へ」と題するカンファレンスプログラムです。プログラムでは、以下のようなテーマについてお話しする予定です。
- クリエイターの経験や感性による「暗黙知」を、Human Intelligence(HI)を導入して形式知としてデータベース化し、「各人の価値観」に基づくコミュニケーションデザインを実現していく、価値観・HIコンソーシアムの活動
- 現状のAIを巡る議論では困難とされている、クリエイティブの具体立案共有や再活用の方法論やAI化社会に向けた展望についての議論
パネリストとしての登壇は、参画企業であるAOI TYO Holdings株式会社とシナジーマーケティング株式会社からの計4名を予定しています。皆様のご来場をお待ちしております。
カンファレンス詳細・参加方法
https://no-maps.jp/event/ai_hi
価値観・HI コンソーシアム(Relative Intelligence Communication Consortium)について
企業と顧客の間の最適なコミュニケーションをデザインする。この課題を共有する多業種多企業が結集し、共に解決策を探っていくR&Dプロジェクトが「価値観・HI コンソーシアム」(※)です。
※「価値観・クリエイティブコンソーシアム(仮称)」は2017年9月より、価値観・HI コンソーシアム」として活動しています。
昨今、作り手側の感性や嗜好のみに頼るのではなく、顧客を深く理解したうえで、「共感」や「購買」を促すための根拠あるクリエイティブでメッセージを届けたいと考える企業が増えています。また、顧客側も自分に興味・関心の低い広告やメッセージに対する拒否感が従来よりも強くなってきています。
AI時代を迎え、さまざまなことが自動化されていく中でも、人間の感情を揺さぶり、記憶に残すクリエイティブはAIには苦手とされています。なぜなら、これまでのクリエイティブは、クリエイターや企業担当者の「暗黙知」や「主観」にもとづいて制作されていることが多く、共有や再活用が難しかったからです。価値観・HI コンソーシアムではこのクリエイティブの知見を、人間の感覚や経験に基づくノウハウ(Human Intelligence / HI)を導入することで有機的に分析・構造化し、クリエティビティの共有・AIによるラーニングへと応用していきます。
また、顧客側についても、社会的属性や行動パターンに基づいた分類だけではなく、「価値観」をベースとした独自の方法を組み合わせることで、より深く顧客を理解し、興味・関心に沿ったクリエイティブを提供していくことができると考えています。
価値観・HI コンソーシアムでは、参画する企業がそれぞれ持っている独自の資産やノウハウを結集し、共有プラットフォーム化し、分析し、相互に活用し合うことで、顧客と企業双方にとって最適で革新的なコミュニケーションデザインの実現を目指します。
【コンソーシアム参画企業】 |
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